これぞ伝統美!
数日前、美里町のS様邸にリフォームの御相談でお伺いしてきました。Juns先輩から築150年のお宅でかなり大きいよと、概要は聞いていましたが、いざ現地に到着して圧倒し鳥肌が立ちました。 
なんとそこには日本でも数少ない大きな茅葺き屋根の古民家が圧倒的な 存在感でたたずんでいたのでした。その日は朝に雨雪が降っていて到着した時には丁度お天道様も顔を出し雨に濡れた茅葺き屋根からは水分が蒸発しだし屋根全体から水蒸気が立ち上っていてとても幻想的な光景でした。
茅葺き民家は、現代建築のような住環境や利便性に欠けているため今、この伝統的建築物が失われつつあります。また、悲しいことですが茅葺き職人も茅葺き屋根と共に姿を消そうとしています。
茅葺き屋根は、ヨシ・ススキ等の自然素材を使用しているため約20年~30年に一回の葺き替えが必要で、一度の葺き替えで何百万~場合によっては何千万という費用が発生します。茅葺き職人の減少という点もありますが、昔は茅葺き屋根を葺き替えるといえばその集落の村人総出でお手伝いをし棟梁の元、最低限の人件費で出来ていました。今となっては茅葺きの家がどんどんとその姿を無くし、葺き替え作業を知っている人がいなくなり専門の茅葺き職人も全国範囲で見ても少ないため職人を遠方から呼ぶ必要があります。私たちから見ればこの伝統的建築物は古き良きを現代に伝えてくれる昔と今との架け橋のような素晴らしい建物だ。と、誰もが思うことと思います。しかし、伝統を維持していくという事はその分費用もかかり大変であることが現状です。
古き良き日本の伝統美。守っていくことの大切さ。大変さ。両面から学び感
じた日となりました。
by Haya
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